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spontaneous シリーズ ② ~ Automatic に生きるって?

・ spontaneous スポーンテニァス [形容詞] (現象が)自然に起こる,自然発生的な

・ automatic オートマティック [形容詞] 1 〈機器などが〉自動(式)の  automatic control 自動制御.2 〈行動などが)無意識の,機械的な,反射的な,習慣的な;(感情などが〉自然に湧き出る)


Spontaneous については先日 spontaneous と 「いま・ここ」に書いた。

では 、似たような意味の言葉、
spontaneous と automatic との違いはなんでしょう・・・?


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寝て起きて身支度して食べて飲んで呼吸をして心臓が鼓動して怒って笑って泣いて驚いて・・・

わたしたちのこの毎日はごく自然に自動的に起こっているようだ。。

でもちょっと考えてみて?

ほんとうにそうだろうか?

 
・わたしたち現代人はより浅い呼吸になっている。
 
・混雑した朝の駅、人にぶつかられただけで、心が、身体がこわばる。


これらは、わたしたち「日常」のごく自然な結果。

だが果たして、これらはいったい「自然」???

なんだろうか???


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もういちどよく考えてみたい。

もっと明せきに精密に行為をたどってみると・・・

ふーむ、

自然な行為・・・

というよりも、嫌なものだとか、ストレスだという「判断行為」ではないだろうか?

自然と言うよりも、

「判断」という行動を、

わたしたちは超速球のオートマティカリーにとっているのではないだろうか?

そうなのだ

本人が判断していることさえわからない、

目にもとまらぬスピードで!


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ところで、「判断」には「判断する人」がいるハズ。

ぶつかってなぜ謝らないんだと、判断しているのは何だ?

一体、

それは、自分???

ここで、もっと精密に考えてみよう。落ち着いて・・・

フム・・・

ジャッジしているのは、自分・・・というより

自分がいちいち指令を出している、というより

心・エゴが勝手に判断している感覚ではないだろうか?



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わたしたちはあまりにもオートマティックに生きすぎてる。
瞬間瞬間の判断を、なにがしてるかなんて、感じる暇もない。
あまりにも、心・エゴのジャッジが素早すぎて。
あまりにも、心・エゴの動きがオートマティックすぎて。
それすぎてわたしにはそれらの姿はほとんど見えない。
見えないから、自分で自分が何をしているのか、行動の本質が理解できない。
いわゆる「無意識」に生きてる。
表向きは意識的だがほんとは無意識。
表向きではわたしが主人と思いきや、
内実は心・エゴにその座を奪われている。
わたしは心・エゴに従属し奴隷になっている。


・・・こうしてわたしたちは心にエゴに、二重、三重のわなを仕掛けられ、騙される。

わたしたちがまるで機械のように、

どの瞬間も自動的にエゴの道具になっている様子、

それを automatic と言う。

by yogabeaware | 2010-12-13 10:44 | Spontaneous に気づく ①~④